ETFには「国内ETF」と呼ばれる国内の証券取引所に上場しているETFと、「海外ETF」と呼ばれる海外の証券取引所(たとえばニューヨーク証券取引所など)に上場しているETFがあります。ここでは、国内ETFと海外ETFの違いについて解説していきます。
ここでは、国内ETFと海外ETFにどのような違いがあるのか?また、投資をするならどちらが有利であるのかについて解説していきます。
まず、国内ETFの海外ETFと比較した場合のメリットを挙げていきます。
上記がメリットといえます。一方のデメリットとしては、国内ETFについては国内の株価指数などについてはそろっているものの「海外の株価指数」というとまだまだ上場数が少ないのが課題です。
海外ETFのメリットはなんといっても「投資対象が広い」「ETFの種類が豊富」という点が挙げられます。国内ETFにはないような、全世界の株式に投資ができるETFのようなグローバル投資に適したETFが数多く存在しています。
一方でデメリットも多数あります。
こんなところでしょうか。海外ETFの方がETFとしては質がいいものが多いのですが、いかんせん売買にかかる手数料の高さや為替リスクというのが大きな課題といえます。
(参考:海外ETFの特徴とメリット、デメリット)
近年では東京証券取引所を中心に海外の株価指数などを売買できるETFの上場件数が増えてます。2013年には8月減税で14銘柄が上場しています。
特に、世界最大の資産運用会社ブラックロック(iシェアーズで知られます)が日本でのETF展開を拡大しており、日本の国内ETF市場も大きく盛り上がることを期待しています。
現時点では、相対的に海外ETFの方が魅力的なものが多いですが、今後、この格差が小さくなっていくことを期待します。