なぜETFの信託報酬は安いの?

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なぜETFの信託報酬は安いの?

記事:2013年3月10日 作成者:しょうたろう

ETFのメリット」では従来型の投資信託と比較してETFの手数料が安いと書きました。ではなぜ、従来型投資信託と比較してETFは手数料が安いのか?今回は特に投資信託の保有コストである「信託報酬(管理手数料)」についてその秘密を探っていきたいと思います。

まず、信託報酬って何?というかたは「信託報酬(投信の手数料)」をご覧ください。

投資信託運用会社への運用報酬、受託銀行の管理報酬、販売会社(証券会社)の販売代行業務に対する報酬の三つ

とあるように、運用報酬、管理報酬、販売代行報酬になるわけです。
ETFの場合は販売会社は存在しませんので最後の販売代行報酬が不要になります。これで信託報酬を節約できますね。

最初の運用報酬については、運用会社への報酬のほか、実際の売買にかかる手数料も含まれています。ETFはこの売買手数料を節約できるという特徴もあります。この点をちょっと詳しく見ていきます。

 

投資信託とETFで売買があった場合の処理

従来型の投資信託の場合、新規の買い付けが有った場合、その買い付け額に応じてファンドは新規に株などの運用資産を「買い増す」必要があります。

たとえば、10億円で運用してたファンドに新規に100万円の投資が行われたら運用総額は10億100万円に増えることになります。その増えた分新規に株などの資産を買わないといけません。
逆に解約などが発生した場合はそれに応じて保有財産を売却する必要があります。

そのため、持ち高調整(ポジション調整)のための売買の頻度が増えてしまいます。売買の頻度が増えるということはそれだけ株などの売買手数料がかかるということです。また、その売買のための「手間」も発生してしまいます。

一方ETFの場合は違います。
通常の売買であれば、証券取引所を通じて買い手と売り手が直接やりとりをします。
そのため、ファンド本体においては資金の流入や流出はありません。そのため、ファンドは一旦連動させるポートフォリオを組んでしまいさえすれば、運用にコストはほとんどかからないことになります。

このため、ETFは従来型の投資信託と比較して大幅に安い信託報酬で運用することができるわけです。