海外ETFの特徴とメリット、デメリット

海外ETFとは、海外の証券取引所に上場しているETFを指します。外国株価指数ETFと混乱しがちですが、海外ETFは「外国で上場しているETF」となります。投資する場合は外国株取引口座が必要になります。

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海外ETF

海外ETFは日本国外の証券取引所に上場されているETFです。東証や大証などに上場されているETFはどの証券会社でも売買できますが、海外ETFについては取り扱いが異なるため注意が必要です。

通常海外ETFに投資をするには外国株投資に関する口座を証券会社の口座に開設する必要があります。また、取引通貨も円ではなく、外国通貨(米ドル等)となるのが一般的です。

海外ETFは国内ETFと比較してその種類が豊富なことが魅力です。国内のETFもかなり充実してきてはいるものの、現状では海外ETFの方がまだ充実しています。

 

人気の海外ETF

全世界に対する株式投資に適しているETFのうち人気のものをピックアップしています。中でもバンガードのトータルワールドストックETFは1銘柄で世界の98%以上に投資ができるという分散効果が非常に高いETFとなっています。

バンガード・トータルワールドストックETF 先進国・新興国を含めた47カ国もの株式市場をカバーするETFです。信託報酬も低く設定されいる、グローバルETF投資の代表的商品の一つです。

 

 

海外ETFのメリット

海外ETFの強みとしては、商品が豊富という点に加えて運用経費が安いと言ったことが挙げられます。たとえば、海外ETFでも人気の世界株に投資ができるVTというETFは日本の投資信託の信託報酬にあたる運用経費が0.18%です。

世界株投資ができる日本のインデックスファンド(SMTシリーズ・グローバルインデックスオープン)の場合の信託報酬は0.54%です。直接の比較にはなりませんが、ローコストで運用できるという点は魅力です。


海外ETF投資の問題点・課題

海外ETFを日本人が投資する場合にはいくつかの注意点があります。

1)海外ETFは外国株(米国株)扱いとなる
まず、投資できる証券会社(ネット証券)が限られます。また、「外国株取引にオススメな証券会社比較」などを見ていただくとわかりますが、国内株と比較して手数料が割高です。信託報酬ではメリットがありますが、売買時の手数料は高めです。

2)投資のために米ドルが必要
海外ETFはドルベースでの取引となるため、米ドルを準備した上で投資をする必要があります。多くの場合は為替手数料がかかります。

3)ETFの分配金の2重課税
米国ETFの場合は、分配金に対して米国と日本の両方で課税されます。ただし、これは申告すれば「外国税額控除」という形で戻ってきますが、確定申告が必要となります。

 

こうしたことも踏まえると面倒な点も多いということに気づかれるかと思います。